ソフィーの選択の作品情報・感想・評価

「ソフィーの選択」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

スゲー印象深い作品でした。

このレビューはネタバレを含みます

スティンゴ♪スティンゴ♪

私は、ソフィーとネイサンの過去に触れることが怖い。
普通の人なら恐れてしまうことなのに、スティンゴは臆さず向き合うのが凄い。
ひまわりみたいにパァーッと笑う姿に救われる。

ただの良いやつじゃなくて、性欲を抑えられない描写を入れることで、スティンゴのリアリティが増す。ちょい残念だけど(笑)

それにしても、ソフィーのどこが良いんだろう。。



例え交わることが出来たとしても一瞬に過ぎず、同じ道を歩むことはできないんだな。
午前十時の映画祭にて。

メリル・ストリープが2人の男の内どちらを選択するのか迷うわあ〜ぐらいの話かと思えば、それも含めて“ソフィーの選択”はめちゃくちゃ重い選択だった…。
こんな話のだったんだねえ。
男女3人の青春モノとしてもそれを切り取る映像の眼を見張るような瑞々しさがとても印象的、それは多分序盤からどことなく漂ってくる生と死のコントラストがそうさせるんだと思うけど今時ならそれだけで優れた青春映画のところ更にもう一段上の作品にしたソフィーという女性を演じたメリル・ストリープの演技は確かにこれは凄いなと思った。
誰もが、人生の中で多くの選択を迫られ、そして自分の選んだその道を進んで行くしかない。

その選択の中には、死ぬまで誰にも話すこともないものもあるだろうし、悔やんでも悔やみきれないものもあったりする。

時代に翻弄され、壮絶な選択を迫られてきたソフィーには、映画の帰結へと向かっていく選択肢しかなかったかのような、一見、選択をしているようで1つの運命に辿り着くことしか出来ないような悲壮感、絶望感を感じた。
けれど、彼女が選択してきた事は、最終的に彼女自身にとっての幸福の追求の結果であった部分もあるかと思うと、他者から観る絶望だけでは片付けられない、1つの彼女にとっての、その先への希望であったとさえ言えるような、なんとも言えない感覚の余韻が残る作品だった。
観たひととだけ語りたい。
nova

novaの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

戦時下、家族が離れ離れになるシーン。非情にも敵の兵士に娘と息子の2人のうち1人を選ぶようにせまられるソフィ。1人は殺される運命。胸にズシンと重石をのせられた気がした。自分ならどうする?選べるわけない。
TAKA

TAKAの感想・評価

4.6
2018-206-171-035
2018.11.17 TC錦糸町楽天地 Scr.12

・文芸作品。旧き善きアメリカ
・メリル・ストリープ。美しさと巧さ
・本作みたいな作品は・・・

午前十時の映画祭9 13本目

オープニングからいきなり
文芸作品。
旧き善きアメリカ。
そんな雰囲気に溢れているように感じました(^_^)

冒頭いきなりの大量のSPAM!?
ヾ(≧∀≦*)ノ〃
キャンベルのスープ缶は?みたいな(笑)
ここはMr.ドーナツの壁に掛かってるイラストの世界かよっ!?(笑)
いやミスド10年くらい行ってないけど(笑)

そんな中で始まるお話は・・・

最初どこか牧歌的で
懐かしい雰囲気に溢れていて
その後の展開を予測出来なかった。

ある出来事を境に蠢き出す暗雲。
そしてそれは
容易に晴れるものとは思われず・・・

やはりメリル・ストリープが、
巧い
美しい。

それが本作の全てと言っても過言ではない作品だったように思います。

見つめている間に
透き通る肌の目の辺りがほの赤く染まり
そしていつしか溢れ出す涙・・・
全て彼女の思うがまま。
・・・凄い。
そして・・・美しい。

可憐な美しさに、羅生門の京マチ子さんが頭をよぎりました。
ジュリー&ジュリアでメリルを知って、演技は勿論朗らかさや鷹揚さが素敵だと思ってました。
こんなに可憐で美しい彼女を観たのは初めてでした・・・

そして本作は彼女の顔立ちに映える。
やはりドイツ系混じってるみたいですね。
本作は彼女な為にある作品、
彼女がいるからこそ成立する作品。
素晴らしいアクトレスですね。
やはり(^_^)

そして最後に。
もう一つ心をよぎった思い。
それは・・・

もう作れないんじゃないかな、
本作みたいな作品は。
内容的にメジャーは手を出さない気がする。
それは・・・
寂しいことかな。

追記。
・SPAM・・・もしかしたらスポンサーだった?(笑)
アサコ

アサコの感想・評価

4.0
ソフィーの選択、その意味が分かったときの胸が張り裂ける様な思い。
月明かりに照らされ自分のことを語るソフィーの美しさがまた切なかった。
2時間半ひたすら重い。
それでもラストの2人の穏やかな表情は観る者をホッとさせたと思います。
ソフィーとネイサン、2人は確かに愛し合っていた。
その愛が美しかった。

若きメリル・ストリープの素晴らしさが光る作品。
390239

390239の感想・評価

4.3
好企画「午前十時の映画祭」の一本。劇場で、腰を落ち着けて観るべき作品。自宅で観ていたら、間違い無く途中で気が散って観るのを止めていたと思います。話は後半から思わぬ方向へ動き出し、隠されていた真実が。今後も記憶に残るであろう一本でした。
dita

ditaの感想・評価

4.0
@大阪ステーションシティシネマ ~午前十時の映画祭9~   

もうこれからは「影のある女は美しい」とか言えない。何かを選ぶことは何かを捨てることだ。真実と嘘、過去と未来、どちらを選んでも「捨てた」ことからは逃れられない。一方を選び他方を捨てるということは、選んだものだけでなく捨てたものもずっと心に残るということだ。どんなに笑っても、どんなに着飾っても、愛する人が出来ても、愛してくれる人が現れても、彼女の人生はあの選択の瞬間から止まっていたんだと思う。

前半と後半の落差が激しいので少し突然すぎやしないかとも思ったけど、終わって振り返るといやでも人生ってそうやんと思った。今という表面の奥には見えなくても見せなくても必ず過去がある。人も歴史も、過去の上に立っている。彼女の選んだ過去も未来も、それは彼女が選んだものだ。究極の選択を責めることが出来るのも彼女だけだった。
戦争は終わった、時代が変わった。こんなに苦しい今があるのに、何が終わり何が変わったのだろう。戦後の「後」って何だろうといつも思う。

メリルはもちろん凄かったけど、ケヴィン・クラインの凄味がすさまじかった。ネイサンのキャラクターに少しでも嘘っぽさや計算が見えたらこの映画はダメだったと思う。とか偉そうなことを書いたけど、若かりしケヴィン・クラインの色っぽさ艶っぽさに惚れた。ちなみに胸毛は健在やった。
>|