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モナリザ・スマイルのssのレビュー・感想・評価

モナリザ・スマイル(2003年製作の映画)
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「幸せそうに見える」で満足なのか。

保守的、体裁を保つことが女性であるべき仕事。
時代が変わった今も「幸せそうに見える」ようにSNSで演じる方々も少なくない。
それを見て翻弄される人も然り。

女同士の群衆になると
うぶな子、人の幸せを無意識に踏みにじる子、年上との恋愛にいそしむ子…
あぁ、いたいた!

私自身も女子高育ちだったので、
あーわかる!という部分と、あひゃー怖い!ってなる部分も。
キルスティンみたいな子がいなかったのが救い。

時代も違ったので「良妻賢母を育てる学校」って感じではなかったので、女だけで何事も解決すべし!という環境だったから、随分たくましくなりすぎたし(笑)
この時に築き上げた友情は今も濃密。
卒業してから十数年経った今でも月に一度会う位。
なので彼女達も唯一無二の存在になっていくんだろうなぁ。

まぁ先生はなめてかかられるのよね。
(本当ごめんなさい、先生達)

私の大好きなキルスティンやマギー・ギレンホール姉ちゃんが本当いい感じだった。
お久しぶりのジュリア・スタイルズにジニファー・グッドウィンも。
もちろん、ジュリア・ロバーツも。

これいいのは、生徒だけが変わるんじゃなくて、先生も変わって成長するというところ。

2018/2/5
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