whitelily

モナリザ・スマイルのwhitelilyのレビュー・感想・評価

モナリザ・スマイル(2003年製作の映画)
3.8
1950年代。保守的な女子大に赴任してきた先進的な女性教師。女性はこうあるべき、という教育から逸脱し固定概念に囚われない自由な生き方を生徒に教えようと奮闘する教師キャサリン。強く美しく奔放な女性にジュリア・ロバーツはやっぱり似合う。
大学に行きながら結婚し勉学と家事を両立させることが女性としての務めだなんて、この時代の女性の価値観は驚き。価値観が違う学校側VSキャサリン、生徒たちVSキャサリンが見応えあっておもしろい。第一印象最悪で生意気な生徒たちがキャサリンの授業を受け変化していく様子がさすがにそこはこどもだな~となんだか愛らしいわけで。
キルスティン・ダンストの高飛車ぶりにはイライラ最高潮に達したけど…ベティも愛されたかっただけなのよ、と思ったらやっぱりこどもなんだよねぇ。キャサリンとベティの皮肉たーっぷりの言い合いはスッキリするけど、女って怖〜(^^;;ってなっちゃうシーン。
なんだかんだ言っても良い教師は生徒に慕われるもの。ラストのモナリザ・スマイルでキレイさっぱり!

素敵な女性映画だった(*^^*)
whitelily

whitelily