ジャンリュック

フラッシュ・ゴードンのジャンリュックのレビュー・感想・評価

フラッシュ・ゴードン(1980年製作の映画)
2.5
⚡️フラッシュ!アア〜〜♪

なんだろう、正直言って駄作に見えるんだけど(🙇‍♂️ スミマセン)、僕の心を捉えて離さない、不思議な映画。

始まってまもなく離脱しそうになったんだけど、全てが突き抜けたその不思議な世界を、もう少し味わうかなと思って観てたら、止まらなくなってしまった。


色彩感覚を破壊するような原色の世界。
原作のアメコミ世界をそのまま表現したかったのか?『ディック・トレーシー』なんかは明らかに意図的だと思うんだけど、これはその先駆けなのか?

『ホドロフスキー版DUNE』の、幻の絵コンテが影響を与えたと言われるシーン、あったあった。

誰もが納得の、第1回ゴールデンラズベリー主演男優賞ノミニーツ!

そして‥なんといっても、
あの、ブライアン・メイがかき鳴らすギターがバックで流れる中、目の前で繰り広げられるのは緊迫感ゼロの戦闘シーン‥
今僕は何を観てるんだろう🧐

シュールだ。

で結局最後まで観てしまった。
映画って、こういう楽しみ方もあるんですね。



▽その他雑感
①まさかのティモシー・ダルトン。
『ユア・アイズ・オンリー』出演のトポルも。

②決闘裁判!

③このクオリティで、続編をニオわせるという面の皮の厚さ。