内田吐夢との初出逢い。
相米慎二が作りたかった映画2。
非常に道徳的な世界ですね。倫理といいますか。インテリ的で。相米の『光る女』が浮かびました。
DVDのサプリメントに1925年のショットフィ…
階層が分かれた贅沢な空間の中で、焦点となる人物が次の瞬間には後景に見事に収まる。
その店内を舐めるカメラは機敏であり、ある縮図を描くという意志がみなぎる。
ストリップショーでの暗闇の中、テーブルを縫…
いい映画だ。劇的な展開があるわけでもないが、まったく退屈にならない。1960年代以降の作品と何が違うのだろう…。白黒とカラーの違いなのか?役者の違いなのか?演出の違いか?
「カチューシャの唄」「丘を…
しみじみと酔いました…。
木炭で描いたような柔らかい色合いのモノクロ人情劇。
歌ありストリップありで繁盛している大衆酒場。
木の階段を上がると板張りの広間があり、奥にはカウンター、中二階にピアノのあ…
音楽や歌、ストリップを見ながら酒を飲む場末の居酒屋での様々な客たちが繰り広げる人情的な群像劇だが酒場の開店から閉店までを描いたグランドホテル形式の傑作。充足感と多幸感のコラボレーション。内田吐夢は全…
>>続きを読む酒場を舞台にした様々な人々の群像劇。想像に反してかなり広い食堂のような酒場で喧騒に溢れている。とにかく人多過ぎで話も詰め込まれている。流石に古い作品なので音声の悪さや時代性で全て理解は出来なかったか…
>>続きを読む入り組んだ立体構造のセットに人の出入りが錯綜。レイヤー感全開の空間をカメラが流れ、悲喜こもごもの人間模様に次々とフォーカスを当てる。ストリップという口実を得て要請されたスポットライトは煙草の紫煙をス…
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