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大病人のkeのレビュー・感想・評価

大病人(1993年製作の映画)
3.8
終盤 自転車を漕ぐ若い少女
しなやかな髪や太陽の光を反射する瑞々しさ

それを車内から目を細めて見つめる男の対比がいい
死に向かっていく様は弱々しくか細いが、木が寿命を終えて静かにしおれていくような自然な美しさがあった

対照的だからこそ、より生の延長線上に死がある訳ではないのを感じる
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