たけちゃん

オーバー・ザ・トップのたけちゃんのレビュー・感想・評価

オーバー・ザ・トップ(1987年製作の映画)
4.1
勝者の誇りを持って負けるのは、恥ではない!


メナヘム・ゴーラン監督 1987年製作
主演シルヴェスター・スタローン


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、7月6日はみんな大好き筋肉親父シルヴェスター・スタローンの72歳の誕生日です🎊🎂👏😊💗


あぁ、スライの誕生日に映画を選ぶとしたら、みなさんなら何にします?
もちろん「ロッキー」に「ランボー」。
確かにこの2作は外せません。
他にも「クリフハンガー」なんか、もう大好き。
「エクスペンダブルズ」でしょって方、当然です!


でも、今日、僕はこれを選びました。
「オーバー・ザ・トップ」
やっぱり80年代に戻ってしまうなぁ……。
でも、この作品、めっちゃ名作なんです!


公開当時はアームレスリングなんて競技や大会があるのも知らなくて、へぇー(゚A゚)って観てましたよ。腕折れた~(T_T)とかビックリよね。
でも、その印象が強くて、ラストのヴェガスでの大会シーンしか覚えてないほど。そして、そのシーンは今回観ても、めっちゃ力入ったわぁ。ほんとにダビデと巨人ゴリアテだった。ホークと一緒に腕降ってました💪🏻💪🏽💪🏾(笑)

そうそう、気合を入れる時、帽子を逆に被りましたね( ˘ ˘ )ウンウン、ヤッタワ


でも、今回、改めて観て、あ~、ダメな父と息子が心を通わせるストーリーなんだぁ、と別なところで胸熱になりました( ˘ ˘ )ウンウン
最近、この手の作品に弱いんですよ(  ᵒ̴̶̷̥́ _ᵒ̴̶̷̣̥̀  )
スタローンって、こんな黄昏た役、似合うよね~。
朴訥としたセリフだからこそ、ね。

90分と短いのも魅力で、非常にシンプルなストーリーながら、感動てんこ盛りで隠れた名作と言えますね。オススメです( •̀ω•́ )و✧


また、リードで選んだセリフが好き!
W杯の日本代表にかけてあげたい( ˘ ˘ )ウンウン
脚本家としてのスタローンの素晴らしさが滲みます。


あと、実はこの映画、サントラが大ヒットしたんですよね。オリコン洋楽チャートで5週連続の1位。僕も買いましたよ( ˘ ˘ )ウンウン

ってことで、やっぱり音ネタ💩ウンチクン\(^o^)/


この映画の音楽を担当するのはジョルジオ・モロダー。当時、ディスコ・ブームなんかに乗って大人気のプロデューサーでしたね。
映画音楽でもヒット連発で「フラッシュダンス」「ネバーエンディング・ストーリー」「トップガン」なんかの音楽を担いました!
特に「フラッシュダンス」と「トップガン」ではアカデミー賞歌曲賞も受賞してます。その「トップガン」の翌年に関わったのがこの映画なんです。だから、関わっているミュージシャンも共通し、曲の雰囲気も似てますよね( ¯−¯ )フッ
でも、好きな曲ばかりです( ˘ ˘ )ウンウン


オープニングで流れるのは、ロビン・ザンダーが歌う「In This Country」
ロビン・ザンダーは僕の大好きなチープ・トリックのヴォーカリストなんです。ソロ名義は珍しい。「トップガン」にはチープ・トリックとして参加していましたよ。
実は、この時期、チープ・トリックとしては低迷期で、ちょうどこの年に「The Flame (邦題「永遠の愛の炎」)」が大ヒットして復活するんですよね。そんなタイミングでした!


ステーキを食べようと2人が寄った店で流れている曲はスライの弟フランク・スタローンの曲「Bad Nite」です。いい曲なんですが、ただ、ジョルジオ・モロダー色が強過ぎてねぇ(笑)


ホークと息子が車で付けたり消したりする板挟みの曲は「All I Need Is You」です(笑)。歌うのはビッグトラブル。このグループはジョルジオ・モロダーが売り出した女性グループです。すごくいい曲なんですが、このグループは知りませんでしたね。


そして、少し打ち解けてきた中で流れるのがケニー・ロギンスの「Meet Me Half Way」。出ました、ケニー・ロギンス!
「トップガン」には「Danger Zone」を提供してヒットしましたが、この曲もとても良いですねん( ˘ ˘ )ウンウン
当時のケニー・ロギンスは外れがなかったなぁ。


そして、待ってました、サントラ盤の1曲目に収録のサミー・ヘイガー「Winner Takes It All」\(^o^)/
いよいよ始まったアームレスリングの大会場面で流れます!
ソロ名義ですが、サミーは1985年にヴァン・ヘイレンに加入していますので、ギターにはエドワード・ヴァン・ヘイレンが参加しています!
エディのリフがカッコイイよねぇ( •̀ω•́ )و✧


そして、ラストで再び流れる「In This Country」
いや、めっちゃいい曲よね!
「トップガン」と言えば、ベルリンの「愛は吐息のように」ですが、「オーバー・ザ・トップ」と言えばこの曲って感じです( ˘ ˘ )ウンウン
しかも、この2曲、イントロの雰囲気似てて笑う(笑)


エンドロールで流れるのはラリー・グリーンの「Take It Higher」。
このラリー・グリーンって人は全然知らないんですが、「トップガン」にも曲を提供しているので、きっとジョルジオ・モロダーのお気に入りだったんでしょうね( ¯−¯ )フッ


はぁ、いい曲ばかり。
今日はこのあと、サントラ盤聴いてスライの誕生日を祝いましょう(`・ ω・´)ゞビシッ!!