リンカーン・ホーク（シルベスター・スタローン）がアームレスリングを通じて、義父ジェイソン・カトラー（ロバート・ロッジア）から10年間離れて暮らしていた息子、マイケルを取り戻す話。ひたすらシンプルで、スタローン絶頂期の作品だけあってアームレスリング戦は熱い。ロッキーシリーズやランボーシリーズとはまた違った熱気を楽しめる。また決勝を前に弱音を吐くリンカーンをマイケルが説教して励ますシーンは感動的でもある。
でもマイケルが金持ちの祖父、ジェイソンよりも家すら持たないトラッカーの父、リンカーンを選ぶのは、うーん・・・・・独身で心の汚れ切った俺にはなんて勿体ないことをするんだ！ としか思えず、乗れなかったよ。いや、金よりも大事なものがあることを訴えているのはわかるんだけどね。きっとストレートな想いがビクトリーする話を好きな人なら楽しめると思う。
