ジャック・オーディアール＆タハール・ラヒム
少し長いけど観てみる
凄い映画でした
何が凄いのかを説明するのは難しい
力強さに圧倒される感じですかね
刑務所に収監されるアラブ系青年の
６年間のムショ暮らしの話で彼の
成長の話でも
刑務所でも成長出来るんだな
刑務所内の緊張感が半端ない
幸運にも入ったことはないので何が
リアルかは分からない。
が､入ってる気分になるので
何だかドキドキ
空気感がとても高いです
青年はムショを仕切るコルシカ人の大物
に近付き彼の指示で動くことにより
そちら方面の術を身に付け成長してゆく
オープニングとエンドの青年の表情が
まるで違うのは一人前になったのか
コルシカ人ボスもまた良いのです
舞台が刑務所内だけだと単調になりかね
ないが､青年が外出許可をもらい短時間
でも舞台が屋外となる
そこでまた釈放されたムショ仲間とやらかす
訳でそこらも上手い
カンヌで受賞してるので少し面倒な奴かな
(これは褒めてます)と想像したけど
そんなこともなく普通に観れました
青年と同化するようなところもあるのは
タハール・ラヒムの力では
最高に良かった
「預言者」がどういう事なのかイマイチ理解
出来なかったけどそこはまぁいいかで
監督､主演二人共に作品あまり観てないので
チェックしていこうかなと思う
