禁固6年の刑で刑務所へと収監されたアラブ系青年のマリク。そこで彼は、所内を牛耳るコルシカ・マフィアのボスであるセザールから殺人の指令を下される。
それを機にセザールの手下として動きながら、読み書きや生きるすべを学んでいく…というストーリー。
刑務所内の話。
マリク役のタハール・ラヒムがこれがデビュー作とは凄い‼️
セザール他囚人たちが、ホンモノ⁉️と思えるほど、ワルで極悪非道😖
殺しの練習、そして殺すシーンは目を背けたくなるほどリアルで震え上がった🥶
これ、別に実話が元とかじゃないんだよね❓あまりにストーリーや描写にリアリティがあるので、見終わった後、実話なのかと調べてしまいました💦
入所した時は、おどおどした学もない若者だったマリクが、セザールに目をつけられ、殺されたくないばかりに頼まれた仕事を次々とこなすうちに、出所する6年後には、精悍な顔つき、すっかりマフィアらしい身のこなしとなり、いつの間にかセザールを超えてしまう。
セザールが本当に悪くて嫌なやつで嫌いだったので、ちょっとスカッとした😝
刑務所といえば思い浮かぶ『ショーシャンクの空に』とは全く違い、夢も希望もない。
常に死が付き纏う緊迫感、スピード感で2時間半あっという間。