改名した三島こねこ

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアの改名した三島こねこのレビュー・感想・評価

5.0
ジャケットから期待した漢のワイルドな生き様作品ではなかったというガッカリ感はなく、むしろごくごく平凡な若者二人の最期の時が美しく記憶に残る。

海。

麦畑。

銃撃戦。

ライムにテキーラ。

様々な単語とともにアップテンポに網膜を駆け抜けていく二人の遠征がストンと肚に落ちるように映像が構成されているのは圧巻とはまた違う単語を当てはめたい。
コメディ調でありながら悲壮感が心地よくまとわりついてくる酩酊するような感覚は必見。