ペコリンゴ

メリーに首ったけのペコリンゴのレビュー・感想・評価

メリーに首ったけ(1998年製作の映画)
3.6
記録。
みんな首ったけ

キャメロン・ディアスの出世作にして彼女の魅力全開なちょっぴりエッチでお下品なラブコメ。

高校時代、あと一歩でメリー(キャメロン・ディアス)と一緒にプロムに行けたテッド(ベン・スティラー)は13年経っても彼女の事が忘れられず、探偵のパット(マット・ディロン)に調査を依頼。しかし調査を続けるパットもメリーに恋をしてしまい、騙し合い上等の争奪戦が繰り広げられる…そんなお話です。

キャメロンが一番魅力的なのはジム・キャリーの『マスク』で異論を受け付けない僕ですがこの作品で彼女が演じたメリーも良き。これは首ったけなりますわ。

そんなキャメロンが健康的な魅力を発散しまくる一方で、笑けるのは彼女を取り合うベン・スティラーとマット・ディロン。

犬に人工呼吸するとことか、犬と格闘するとことか声出すほど笑えまして、どっちも犬が酷い目に遭うんですが、ぬいぐるみなので犬好きの方でもきっと大丈夫。

まぁ色々お下劣なギャグはありますが、なかでも当時の男子を沸かせたのはジャケ写にもあるキャメロンの髪型でしょうね。

うーん、不思議ですよねぇ、何故跳ね上がってるのでしょう??(棒読み)

ここの直前のくだりは結構ディティールに拘りを感じまして、摩擦音だとかベン・スティラーの表情とか秀逸でしたね。

若干粘っこすぎると思いますし、あんなとこには付かない(そもそも流石にそこまで飛ばない)気はしますが、整髪料と勘違いするキャメロンの天然っぷりに全男子が心奪われたことでしょう。

ちなみに、知らない女性の方にお伝えしておくと、プロムに行けなかった原因、アレは男的には「あるある」です。

英国では年間2000人もの男性がアレが原因で病院に運ばれるとのことなので、もしそういう男性がいたら優しくしてあげて下さいね。