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ヤバい経済学のIKのレビュー・感想・評価

ヤバい経済学(2010年製作の映画)
3.3
同名書籍を原作としたオムニバス映画で、映像があるお陰で結構わかりやすい。特に大相撲の八百長問題は題材が題材なだけに親近感が強いけど、このパートだけ明らかにトーンが違うし、ぶっちゃけ経済学関係の話は冒頭数分だけで、その後は八百長問題のドキュメントと化すため悪目立ちしてる印象。

「お金で釣ったら成績は上がるのか?」とか「キラキラネームは人生に悪影響を与えるのか?」等、言われてみれば確かに気になる事をデータの分析や大規模な実験で検証・解析していく様はそれだけでも面白いし、何となくタメになったような気もする。より複雑で踏み込んだ内容を期待すると少し物足りなく感じるかもしれないけど、序章の掴みとしては十分じゃないか。
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