ありけん666

シリアル・ママのありけん666のレビュー・感想・評価

シリアル・ママ(1994年製作の映画)
3.8
なんと素晴らしいブラックコメディ!

良妻賢母のママ、ベヴァリー・サトフィン(キャスリーン・ターナー)

しかしキレたら最後。いやすぐキレる(笑)

虫だろうと人だろうと、社会のルールを守らない奴等や愛する家族に嫌な思いをさせる奴等は誰であっても容赦はしない。
"正義"の世直しお仕置が待っている!
たちまちに表情が変わりシリアル・ママへと変貌する!この表情の変化、顔の演技がまた良い!しかしシリアルキラーを明るい雰囲気でお送りしております☆なので全力的恐怖心ではなく終始コミカルな雰囲気です♪

この変貌する原因が普段生活していても誰しもが身近に起こりゆる『ストレス』というのも怖いし、痛感させられ風刺も効いてる☆

すーぐプッツンときて連続殺人鬼となり、物凄い行動力で爽快に目撃者や証拠隠滅などお構い無しに犯行をしていく様は圧巻!(行動力だけに関しては見習いたい笑)
殺人シーンは1つ1つにリアルなインパクトがありますし、ギャグでコミカルさもあるので殺人を飽きさせないのも良き!

↑『殺人を飽きさせない』我ながらなかなかのワードを記入した(苦笑)

ビデオ店常連客のアニー大好き女性のシーンは、一貫して全てが最高です!

所々に細かな伏線も効いていてクスッとさせる!裁判のシーンでのやり取りも現実味を無視した貫きを魅せ開き直っているので気軽に楽しめる事が出来ました♪
ジョン・ウォーターズ節のお下品ジョークも素晴らしい!

ライブハウスはやっぱり最高\m/
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