安堵霊タラコフスキー

黒いオルフェの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

黒いオルフェ(1959年製作の映画)
3.3
カンヌとアカデミー賞でそれぞれ最高賞と監督賞を受賞した。1959年を代表する一本。

ネルソン・ペレイラ・ドス・サントスやグラウベル・ローシャの作品を見た後だとブラジルをしっかり描けていたか甚だ疑問に思うくらい踊りまくりの作品だが、暑さが伝わるような映像とアントニオ・カルロス・ジョビンの音楽は悪くなかった。

でもブラジル舞台なのに人物がフランス語話してるのはさすがに擁護できないくらい違和感があったし、役者の演技も大袈裟で、これがカンヌとアカデミー賞を受賞したのは過大評価としか思えなかった。