このレビューはネタバレを含みます
野良の俳優が熱気・生気を放っている感じ、ずっとどこからか野良の音楽が聞こえている感じ。
肉の柔らかさとしなやかさを見せる死神の造形が斬新だった。仮装の群れの中に本物が紛れているというのはベタだけれ…
今日はパルムドール受賞作を見る日になりました
こちらは1959年に受賞している作品だそうです
この時代にオールブラックキャストな映画を撮っていることに驚きました
キャストのほとんどが一般市民から選…
ネタバレ
本家オルフェオ悲劇を知っていても微妙かも
享楽性そのものの体現、リオのカーニバルにギリシャ神話・オルフェオの悲劇を組み込んだ作品。
なんて言ってはいるが私自身ギリシャ古典の教養は殆どない…
制作された1960年前後って、欧米や日本でも中南米文化が新しくお洒落だったらしい。
特にブラジルはオスカーニーマイア等の建築デザインやボサノバの台頭もあり、大注目の国家だった。
じっくり観るつもりで…
個人的には死神のショッカー味の強いキャラクターがどうしても受け付けないのだが、原作者が拒否したかもしれないなと思えたエキゾチックさをあらわにした演出は現代では賛否あるのでは。すっかりスタンダードな音…
>>続きを読むカーニバルを翌日に控えたリオ。
田舎から何かに追われているユリディスが従姉妹を頼ってやって来る。
市電の運転手のオルフェと出会い、2人は恋に落ちるが…というお話。
女達の水汲みから始まるのが何かい…
“演技“というより“芝居”といった感じ。
オルフェとユリディスのおとぎ話みたいなのがあるのかな。
出会ったタイミングが悪かった。
にしてもオルフェは自制心がなさすぎる。
カーニバルに人々は浮か…
このレビューはネタバレを含みます
大学生の時に大学の図書館でLD(レーザーディスクを知らない世代ってどの辺から?20世紀生まれは知ってる?)借りて観てラストシーンに痛く感銘を受けた覚えがあったのだけれども、記憶していたラストシーンと…
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