ぽんぬふ

転校生のぽんぬふのレビュー・感想・評価

転校生(1982年製作の映画)
3.5
後発のあまたの入れ替わり作品を先に観ているせいで今だったら省略するような小ボケをひと通り観せられるのに若干ダレたり、斉藤一美という名前が元ダイエー,ソフトバンクのエース斉藤和巳のせいで普通に男にきこえたりするのは、完全に僕の責任ではあるけれど、しかしお母さんに設定を全部しゃべらせたりする説明が上手とはやはり言い難く、中盤はすこし長く感じる。
とはいえ、主演の2人はすごくよく、また尾道の夏の空気そのものを撮れている映画だと思うし、そのどこか気だるい空気のなかで終盤に描かれる2人の倒錯したエロスみたいなのはすごく良かったりした。大林はどちらかといえば苦手だけれど、これは観やすかった。
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