ダイヤモンド

転校生のダイヤモンドのレビュー・感想・評価

転校生(1982年製作の映画)
5.0
もう何度も観てる映画。
オールタイムベスト10に入る映画です。
大林宣彦監督の死を悼む意味を込めて、観ました。

誰にでもあった”あの頃”_。
悩んだり、恥をかいたり、悔しい思いをしたりで、決して満足度100パーの青春を送った人なんて、まずあり得ないのだけれども、それでもみなそれぞれにかけがえのない時期として心のうちに残っているはず。
それは他の時代ー例えば20代ーでもあるのだけど、ノスタルジーに浸れるのはやはりこの10代ではないかと。

もちろん男女が入れ替わるなんて、現実にはあり得ないのだけれども、誰もが経験したその10代の思い出を自己投影させるような映画。

※ただ、10代をひたすら耐え忍ぶような経験をした方は、この映画を観てどのように感じるのだろうと考えた。わたしのように、”無邪気に”楽しめるのだろうかと...。