このレビューはネタバレを含みます
実は奥深い映画です。
白血病の姉のために生まれた妹が自分の不遇に対して母親に裁判を持ちかける話。
映画なので良い感じで終わってますが、実際に問題視されてる事柄です。
デザイナーベビーとして子供を生むのは人間として許される行為なのか?また血が繋がっているのに臓器を提供しないのは悪なのか?尊厳死とは?そんな問題がこの映画には浮き彫りになっています。
恐らくこの作品を見た人は妹と母親の両者に共感できてしまうと思います。
今の日本でも終活というものが流行ってますが、もしかしたら生きることができたかもしれないのに医者は見殺しにした。これは殺人なのでしょうか、自殺関与なのでしょうかね?