このレビューはネタバレを含みます
原題「STORM IN A TEACUP」
当時のイギリス社会体制を風刺的に描き出した作品。あくまでもソフトに。
正義感溢れるヴィヴィアン・リーの「一言」で混乱(STORM)するも、あっけなく解決するお話。
舞台はスコットランド。
税金を払えないほど貧しい婦人から、飼い犬や商売道具までも徴収していく官僚。
婦人の直談判にも「市民の味方」を自称する市長(ヴィヴィアンの父親)は耳を貸さない。
実情を知った新聞記者レックス・ハリソンはそれを暴くが、告訴されてしまう。
で、ヴィヴィアンの「一言」。
終盤から結末に至るまでが実に小気味良い。そしてワンちゃんたちが可愛い。