あゆ

ライフ・オブ・デビッド・ゲイルのあゆのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

冤罪と、死刑判決の是非を問うた社会派サスペンス。

答えはやっぱり自分の近くにありました。
どんでんとは聞いていたけど、最後にまた涙が止まらない。あれがオフレコということに

ゲイルがずっと気にしていたのは、息子に父親をどう記憶させるか。真実を知ってもらうのに、本当に死後で良かったのかな。
それだけ死刑反対運動に意義を感じて、誇りと責任を持ってやっていたんだと、ゲイルの覚悟を感じた。

先進国で死刑制度があるのはアメリカと日本と韓国だけと言われてるけど、アメリカは実質3分の1の州で禁止してて、韓国は20年以上死刑は執行していないとか。
私自身 いま、賛成も反対も言えなくてもどかしい。

ただ、罪を償う方法は死刑以外にもたくさんあるとは思う。今作とは関係ないけど、死にたくてやった、っていう救いようのない犯罪者もいるもんね。
あゆ

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