マッドマックスは2が最高という通説ですがまさにそのとおり。今回は世紀末ジョーク映画にしか思えない出来となっております。
もともとこういった世紀末作品というのは人を選ぶものなのだけれど、今作はそれにしたってまあひどい。とりあえずティナ・ターナーをメインに据えたかったからこういう脚本にしました感溢れる。ヒューマンガス様が余計偉大に。
そもそもマックスの髪型がロン毛になっていたので、しばらくこれは本当にマックスなのかと訝しむはめに。映画に集中しきれない。
Z級映画を期待するのならなかなかシュールな場面があるので、そういう意味では傑作。唐突な運命のルーレットとか最高でしたね。あの仮面は爆笑モノ。
バイロン・ケネデイはこんな映画を捧げられても迷惑でしょう。