まつき

激突!のまつきのレビュー・感想・評価

激突!(1971年製作の映画)
4.0
スピルバーグ監督作品。90分ほとんど車が映っている、車による恐怖の鬼ごっこ映画。

主人公が、前を走る大型トレーラーを追い越したら、そのトレーラーに因縁をつけられ、執拗に追いかけ回される。途中から、明確な殺意があることがわかり、もう主人公パニックでとにかく必死に逃げる。笑

トレーラーの運転手は顔が映らないし、主人公にも顔が見えていない。これが余計に恐怖を煽り、まるでトレーラー自体が意志を持って追いかけているかのよう。

トレーラーが、あの手この手で主人公に嫌がらせをし、車を破壊しにくる、狂気と恐怖が面白い!!!

はずなんだけど…

他の方のレビューを見るに、やっぱり「怖い」なはずんだけど…

私は、本当に、爆笑した。笑

「そこまでやるか!」「え、意外と可愛いところあるじゃん!」という面白さと、表情のみえないトレーラーだからこそ、行動がシュールに見える面白さ。ダウンタウンのコントですと言われたら、なるほど、と思ってしまうレベル。笑

さすがに終盤の方は、確実に殺しにきているので、シリアスになるけど、中盤までは最高に笑えた。

スピルバーグが、アメリカでテレビ映画として撮った作品で、評判が良かったので国外の映画館で上映されたとのこと。結果的に、スピルバーグ監督の、初の劇場公開映画となったようだ。

短い時間と、限られたシチュエーションに、スピルバーグのセンスがこれでもかと詰まっている。