このレビューはネタバレを含みます
後輩の女の子に幸せな結婚しなと言いつつ、良いなと思ってた人といい感じになられてほぞを噛む。
あーつらいけど、そんなこともあるよね。
子役さんが突然泣き出す感じとか、演技に時代を感じた笑
昔の子役さん…
「男はケダモノと思って間違いないわね」
『浮雲』に引き続き観たら、
ヒロインの名前がゆき子☞雪子
小説ベラミ☞店の名前がBELAMI﹙ベラミィ﹚
田中絹代を小津作品でしか観たことが無かったので、タ…
1951年の新東宝成瀬巳喜男監督作品。
1975年に『浮雲』を並木座で観た記録があって、その時は全く感応していなかった記憶がある。その後、21世紀に入り再見した時にはその濃密な世界に感じ入ってしま…
惑いの30代…。そろそろ年だけどバーで働く田中絹代。一人息子を叱る田中絹代。年下のボンボンに「バツイチでも気にしない。子供は大好き」とか言われてついはしゃいでしまう田中絹代…!そして金策に走る田中絹…
>>続きを読むまず何が魅力って田中絹代が初めから終わりまでタバコをバカスカ吸ってること。化粧のかたわら、家事の途中、着物着ながら、おしゃべりしながら、日常生活のすべての合間に右手左手に持ち替えて永遠に吸っていて、…
>>続きを読む銀座で働くシングルマザーの物語。
この頃の銀座の風景が新鮮です。
バーには子供が花売りに来たりどこかゆるい戦後の日本の姿がありました。
今の銀座のクラブとは全然違う雰囲気です。
いつの時代もあ…
女手ひとつで息子を育てる雪子は銀座のキャバレーを任されている。
1950年代に生きる【女】の形を成瀬ならではの視点で見せつける。
雪子のように夫を戦争で奪われた戦争未亡人は巷にたくさん溢れていたこ…