アタフ

早春のアタフのレビュー・感想・評価

早春(1970年製作の映画)
4.5
美少年に生まれていれば年上の綺麗なお姉さんとあんなことやこんなことまで…童貞男子の夢が詰まったカルト映画。

美少年(ジョン・モルダー=ブラウン)を惑わすジェーン・アッシャーの美しさたるや!!正直こんなお姉さんいたらそりゃあ夢中になるよな、少年の彼女への愛がどんどん屈折していき、様々な異常行動を起こす様が奇妙でもあり可笑しくもあり、そして美しくもある。
全裸の女性の看板をプールの中で愛するシーンや、カメラワークや色彩など、これぞ芸術!!これぞ映画!!と思わせられる素晴らしい映像の数々に驚いた。特にラストシーンの照明とペンキの使い方は映画芸術というものに酔いしれました。

女性に憧れどんどんこじらせていく様はなぜか他人事とは思えず、共感とまではいかないが彼を応援したくなってしまった。お前のやってることは変態だけど気持ちはわからないでもない、みたいな。

1970年の映画ですが、わざわざ恵比寿まで見に行って良かったです!!
イエジ―・スコリモフスキ監督の映画は『イレブンミニッツ』しか見たことがありませんでしたが、他の映画も見てみたくなりました。