今年は4月からBSで再放送されてるんです！ポワロのドラマが！
慣れ親しんできたあの音楽とポワロの口髭に心が躍る～！
毎週土曜日、欠かさず録画して夕食のおともにしています。
先日鑑賞した「砂に書かれた三角形」は、一人旅のポワロが異国の地で事件を解決するお話。テーマソングもオリエンタル調にアレンジされていて、ナイル殺人事件を彷彿させるエピソードだったんですよね。
というわけで、久しぶりにナイル川へひとっ飛び！
大富豪の娘リネットと一文無しの青年サイモンは新婚旅行でエジプトを訪れる。
楽しいハネムーンになるはずが、執拗に追いかけてくるサイモンの元恋人ジャッキーのおかげで台無しに。
なんとかジャッキーを巻こうと、二人はナイル川のクルーズ船に乗り込む。
しかしその夜、リネットが何者かに殺されてしまう。
名誉毀損で訴えられている官能小説家、ヤブ医者と言われ評判を落とされた医師、父を破滅させられた恨みを持つ看護婦、退職に反対されたメイド、そして婚約者を奪われた親友。
乗客全員にリネットを殺害する動機があり、そのチャンスもあった。
消えた拳銃の行方を追う最中、新たな殺人が起こる・・・
エジプトの遺跡を散策中、狙ったように落ちてくる巨大な石。
ポワロの部屋に放たれた牙をむくコブラ。
犯人は一体誰なのか。そのトリックは・・・？
タンゴの音楽とともに姿を現す黄金のミア・ファロー。
バルコニーで伸びをしているだけで美しい彼女の、柔らかい栗色の髪はどこにいても私たちの目を引く。
彼女の瞳と同じ色、ペパーミントグリーンのリボンテープがあしらわれた麦わら帽子や、オレンジベージュのシルクのスカーフが異国情緒を漂わせている。
実はこの映画、私が初めてミア様と出会った作品なんです。
今見ると本当に豪華な顔ぶれなんだけど、やっぱり彼女に釘付けになっちゃうんだよなぁ。
製鉄所を歩きながら忠告するポワロに、「愛が住まないのなら、私は心に悪を棲まわせるわ」と強い眼差しで言い放つミア様、心底痺れちゃうよ～。（このシーンの彼女のファッションも大好きなんです！）
