石油利権をめぐる欲望と陰謀を描いた社会派サスペンスなのだが、作品自体は難解である。
元CIA諜報員の自伝に基づいたフィクションなのだが、ノンフィクションに限りなく近いのだろう。
娯楽性は限りなく排除…
天然資源、宗教、植民地、サイクス•ピコ条約。欧米や世界に振り回され続ける中東。そのサイクルから抜け出そうとすれば、杭は打たれる。そして格差は広がり、暴力に進む。
スタートレック•ディープスペース9の…
中東を舞台にした映画が観たくて漸くTSUTAYAで借りました。
これはいわゆるエンタメで観るような映画では無かったです…
そして夜勤明けで観るような映画でも無かった…
半分過ぎたあたりで寝落ち…
「ぜんぶつながっている」というアオリそのまんまの作品。勉強になります。
ただ、あらゆる事柄が繋がってるぶん、とても分かりにくいし、それだけ世界が複雑にできているという証左でもある。
いわゆるエンタメ…
中東の産油国を巡り、その国の王族、CIA、石油会社、アナリストらが理想と利益のために策略をめぐらし、人生を狂わせていく。
ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、クリストファー・プラマー、クリス・…
見終わって気分の良い映画ではない。アメリカがアメリカ自身の汚さを暴露?告発?してる。
エンディングは思ったようにはならなかったし、結局、正義・正論が負け、何事もなかったように生活しているのが悲しい。…
2005年公開。アメリカの中東への関与は石油の利権確保が目的とよく言われる。国の為と言いながら、個人の利益確保が最優先で、その目的達成のためには自国の法も無視する。商人もお代官様も悪人。「お主も悪よ…
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