青い棘の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『青い棘』に投稿された感想・評価

全体的に厨二病臭が漂うがそれを美しさと若さで相殺している。1927年…ギムナジウム、湖畔の別荘、パーティー、美しき若者たちが集う魅惑的かつ退廃的な世界。ヴァイマル最後の灯を確実にそこに感じた。

こ…

>>続きを読む
メグ

メグの感想・評価

3.7
400マーク目
ヒルデの気持ちが世界一分からなくて困った 違う男にずっと囲まれていたいという気持ちを抱いたことがないから 私はエリの方の人間だから……
これベルトルッチが撮ったらもっと良かったのにな〜なんて思わずにいられない。アウグスト・ディールの朝タバコが良すぎて。ドイツ語が心地よい。

「グッバイ・レーニン」の脚本をつとめたアヒム・フォン・ボリエスの長編監督デビュー作だったらしい。

シュテークリッツ校の悲劇と呼ばれる実際に起きた事件を描いた作品とのこと。

ダニエル・ブリュールと…

>>続きを読む
uo

uoの感想・評価

2.8

・ギュンターは繊細な人でその上若いから危ない橋を渡るか渡らないかのギリギリをずっと生きている感じ

・1番の理解者に恋情を抱ければ苦労しないのにね

・愛の形がいくつもあってそれが同時に混ざり合うと…

>>続きを読む
maya

mayaの感想・評価

4.0

画面がとにかくいい。監督がアウグストディールの良さをわかりすぎてて逐一美人すぎる...
耽美系ではあるんだけど、結末が結構現実的なあたりすごい好みでした。失恋の痛みを乗り越えることで大人になれるよね…

>>続きを読む
ベルトルッチのドリーマーズみたいな。

顔面国宝俳優ばかりで
画面がひたすら華やか。なのに終始暗い。

アウグスト・ディールの狂ってる目がよかった
出

出の感想・評価

3.8

「ねえ、僕らは1番美しいときにこの世をさるべきだと思わないか?」というキャッチフレーズに猛烈に惹かれてから1年経ってようやくみれた 青くて愛が全ての彼ら 銃と蝶のシーンがすきです 
実話なのがまたす…

>>続きを読む

「僕らは一番美しい瞬間にこの世を去るべきだと思わないか?」そうだね。でもみんなもっとしっかりしなよ。しっかりしてたらそんなこと言ってる暇ないと思うよ。快楽を追求して、彼らは自由なようでとても世界が狭…

>>続きを読む
ワイマール共和国の黄金期の実話に基づくこの作品は映像の美から詩学的な語りまでドイツの現代映画における宝物だ。こうした若者の性における解放を知的に描く映画はなかなかない。

あなたにおすすめの記事