このレビューはネタバレを含みます
森の奥の別荘
静かに佇む湖畔
その中で一瞬一瞬を過ごす若者達の享楽的な宴の模様……
映像の全てが美しく、ファンタジーではないけど現実離れしたシーンが続きそれがとても幻想的
銃を持つギュンターの手に…
このレビューはネタバレを含みます
あまりに遣る瀬無い物語が実話であることに、まず心が痛みました。
1927年にドイツのベルリンで実際に起きた「シュテークリッツ校の悲劇」という事件が基になっていますが、それほど昔の出来事だとは感じさ…
青い棘とは、若さゆえの繊細さと傲慢さ。
刺さったまま抜くことができなかったギュンターはタナトスに支配され、ボロボロの思考に身を任せて身勝手になにもかも手放した。棘を抜くことができたパウル。けれど占い…
1927年のベルリンであった「シュテークリッツ高の悲劇」という実際の事件がモチーフのドイツ映画。美男美女だらけで参った。最初はヒロインであるヒルデの美しさに見惚れたが、徐々にギュンターとハンスという…
>>続きを読む“一番美しい瞬間に、この世を去るべきだと思わないか?”
1927年ドイツで実際に起きた事件を映画化。高校生のパウル(ダニエル・ブリュール)は親友ギュンターの別荘で週末を過ごすと、すぐにギュンターの…