久しぶりの再見。
前観たときはもっとすんなり理解できたと思ったのだが、年を取って頭の回転が鈍くなったということかな。
いわゆる「心の理論」を駆使したプロット。誰々はこのように思っているはず、と誰々は思っている、という筋の積み重ねである。
小説ならともかくこれを舞台劇、さらに映画にしてしまうとは。
なんとか分かりやすくしようという工夫は感じられるけど、後から「そういうことね」と分かることが多いと思う。だから二度観たくなるということかもしれないけど。
冒頭、マークが完全犯罪の話をしていたから、その後に繰り広げられるトニーの犯罪もさぞ緻密なものと思いきや、初っ端から時計が止まってるとか妻は生きているとか、想定外・穴だらけ。あの匂わせはなんだったのか。。
「麗しのサブリナ」のお父さん役のジョン・ウィリアムズが、今回はカッコよかった(笑) 英国紳士然としているから観ていて安心感がある。
グレース・ケリーは当時25歳か。あまり若々しさは感じられず。彼女は完成された美人女優といったところだろうか。演技もさほど、、という印象だし。
レイ・ミランドにお目にかかるのは「失われた週末」以来。だいぶ間が空いたようだけど、その間の活躍はどんなものだったのだろう。「失われた週末」の演技は良かったけど、本作は「やってやるぞ!」的な意気込みは感じられた(笑)
タイトルの「ダイヤルM」、それほどクローズアップはされてなかったけどな。