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ダイヤルMを廻せ!のIdeonのレビュー・感想・評価

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)
3.5
主人公トニーは妻の不貞を知り、妻の財産目当てに殺そうとする。大学時代の知り合いに殺しを依頼し、完全犯罪を目論むが、依頼した男を妻が殺してしまい、事態は意外な方向へ転がっていくというお話。
3D版で再見。主人公に扮するレイ・ミランドはジェームス・スチュアートの悪役版という感じで、スマートな名演。妻に扮するグレース・ケリーは安定の美しさ。細かいことが気になるしつこい警部が主人公の完全犯罪を切り崩していく。ヒッチコックの作品としては平凡な出来。3D効果はかなり良く出ているが、一番目立つのはタイトルで、あまり、話に絡んでこないのが残念だった。
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