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ダイヤルMを廻せ!のhrt2308のレビュー・感想・評価

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)
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資産家の娘である妻マーゴ(グレース・ケリー)とアメリカ人の推理作家マーク(ロバート・カミングス)の浮気を知った元テニス・プレーヤーの夫トニー(レイ・ミランド)は完全犯罪でマーゴを殺害しようとする。トニーの想定は見事に外れるが、なおも計画を修正しながら目的を果たそうとするが、、、。

元々の原作があるとはいえ、見事な犯罪推理劇に取り込まれてしまう。犯罪者が主人公だけに、観ているうちに犯罪に荷担しているような緊張を強いられる。いつの間にかすっかりヒッチコックの演出の魔術にかけられている。
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