チェ・ゲバラといえば、Tシャツになってるあの人で、革命のカリスマってことくらいの知識で視聴。
アルゼンチン人のゲバラがどうしてキューバ革命に身を投じたのかという理由は、わかならいまま物語は進んでいく。
ドキュメンタリー伝記映画という感じで、前半は派手なシーンもなく挫折してしまう人が出てしまう空気が漂う。
医者として重宝される存在で、みんなに頼りにされる内に仲間同士の痴話喧嘩を解決したり、読み書きを教えたりして、なくてはならない存在に。
戦闘でも最前線に立ち、かき集めた新兵の教育係になり、仲間たちから絶大な信頼を得ていく。
初めからカリスマ性を持っていた人だったわけではなく、みんなのメンター役となり、彼らを引っ張るために自身の言葉にカリスマ性を纏わせるしかなかったのかもしれない。
後半の市街戦からは、引き込まれていき大詰めに向けて楽しむことができる。
デル・トロのチェ・ゲバラははまり役で、28歳には見えないけどよかった!