【チェ 28歳の革命】
★★★☆☆ 3/5点。
1月17日鑑賞。2016年 5本目。
#2016映画メモ
キューバの偉大なる革命家「チェ・ゲバラ」
の半生を2部作で描く歴史ドラマの前編。
本作品はフィデル・カストロと出会ったチェ・ゲバラが、
サンタクララで蜂起し、キューバ革命へと突き進む
一番輝いていた部分が展開される。
自分、本当にチェが大好きで
キューバのサンタクララにある彼の墓標にも行ったり、
ゲバラ著の「モーターサイクルダイヤリー」
「ゲバラ日記」も擦り切れるくらい読み漁ったほど。
だからこの2部作もあえて残していて、
心の準備が出来てから一気に見ようと思ってたのよね。
それだけの期待感で見た印象は
リアルを追求し過ぎて平凡に終わってしまった印象。
上述の通り、チェに対する半生は頭に叩き込まれてるけど、
それでも時々迷子になってしまうくらいの説明のなさ笑。
予備知識がないとかなり大変だと思う。
またソダバーグ監督は事実を忠実にリアルに再現したあまり、
映画としては何の抑揚も無い、戦争映画になってしまった。
ベネチオデルトロのチェゲバラは素晴らしかったが
前半は彼の演技が引き立っただけ。
映画としては彼の周りの要素が活かしきれなかったのが残念。
後編は彼が処刑されるクライマックスのボリビア編に期待!