＜あらすじ＞
上野の焼き鳥屋で仲良くなった証券会社のサラリーマンの富永(米倉斉加年)におごってもらった寅さんは、後日富永の会社まで会いに行く。
再び酒を酌み交わし酔っぱらった寅さんは富永の自宅に泊めてもらい、富永の妻のふじ子(大原麗子)に一目ぼれしてしまう。
そんな最中、仕事に疲れていた富永は突然失踪してしまい・・・
＜感想＞
男はつらいよシリーズ34作目。
前回初登場で結婚したばかりのタコ社長の娘のあけみ(美保純)。
さっそく離婚してやるー！と言って家出してました。なかなかの強烈キャラですね😆
マドンナは大原麗子。
今回、2度目の出演です💫
過去に吉永小百合、浅丘ルリ子と複数登場のマドンナはいましたが、全くの別人としての2度目のマドンナ出演は初めてじゃないかな🤔
そして今回はなんと人妻です😳
ただ、男気溢れる寅さんは決して人妻に手を出すような真似はしません😲
酔っぱらって泊めてもらった富永家で、目覚めた時に旦那は既に出かけていたと知るや否や、2人きりはマズいとすぐに家を出ていきます。
その後も世間の目があるからと、旦那のいない家に滞在する事をためらい、すぐに出て行ったり。
ふじ子に良く思われたい一心がありながらも、彼女の為に一生懸命に旦那を探し、ふじ子を励まし続ける。
「もしかして主人に女の人が」と気にするふじ子に対しても、
「課長さんはそんな人じゃない そのことは安心していいよ」と優しく促す寅さん。
しかし、心の中でもし旦那が見つからなければ(自分にもチャンスが)、、、と思う気持ちがあり、それによって自己嫌悪に陥ります。。
それを深く反省するあたりが、男前だなと感じました😊
今作での寅さん、一気に株を上げましたね⤴️
人情味に溢れていてとても素敵な回でした✨
