エクストリームマン

ザスーラのエクストリームマンのレビュー・感想・評価

ザスーラ(2005年製作の映画)
2.7
Dude. You're meat.

監督がジョン・ファヴローで、ティム・ロビンス、クリスティン・スチュワート、フランク・オズ(声)が出ているのに、この微妙さは何だ。『26世紀青年』で主人公の最高相棒:フリートを演じてるダックス・シェパードまでいるのに。

クリス・ヴァン・オールズバーグ原作の絵本は『ジュマンジ』も『ザスーラ』も好きなんだけど、映画はどっちもなぁ。原作は絵本だからこその表現、短さ、説明の少なさが恐くもあり、ワクワクもするように作られていて素晴らしい。ただ、それを1本の映画にしようと思ったら、必然的に足し算で作らざるを得なくなって、そうなると途端に映画は面白くなくなる(傾向にある)。不思議なものだ。

ここまでクリスティン・スチュワートを活かさない映画も珍しい気がする。あと、主人公兄弟の弟が死ぬほど嫌いだ。このタイプの人間が死ぬほど嫌いだから、それが映画であっても、やっぱりダメみたいだ。