ももさく

ザスーラのももさくのレビュー・感想・評価

ザスーラ(2005年製作の映画)
3.0
両親は離婚しており、父親と家の庭でキャッチボールをする兄弟のウォルターとダニー。弟のダニーは兄に何もかも勝てないと思っており兄弟は不仲で喧嘩ばかりしていた。父親は長女のリサに弟達の面倒を頼み仕事に出掛ける。

ダニーがウォルターと喧嘩し荷物を下ろすエレベーターで地下に降ろされてしまう。そこでザスーラと書かれたボードゲームを発見する。

ウォルターバドウィング (ジョシュハッチャーソン)長男。10歳で彼女持ち。

ダニーバドウィング (ジョナボボ)末っ子。6歳。ウォルターとパパの取り合い。

リサバドウィング(クリステンスチュワート)長女。今時の彼氏持ち女の子。

ゾーガン星人→熱を欲し食欲も凄い肉食。見た目は爬虫類。

他出演者→ティムロビンス、ダックスシェパード他。

原作は「ポーラーエクスプレス」「ジュマンジ」が代表作のクリスヴァンオールズバーグ。

この作品がやっていた当時映画館で働いてたけど全然興味なかったし、お客さんも全然入ってなかった記憶。でも、その何年後かに見たらハマりました。今見るとショボさもありますが宇宙の感じや映像的に当時映画館で見とけば良かったとは思いました。

吹き替えにて鑑賞。「ジュマンジ」も好きだけど、こちらのバージョンも宇宙とSFって所が私は大好きです。

土星、隕石、氷、ロボット、火、ゾーガン、宇宙飛行士、宇宙船、ソファー、フットボール、トランシーバー、願い事、ヤギもどき、ブラックホールなんかも印象的。

3回くらいは見てるけど、ちゃんと内容や出演者を調べつつ見たのは初で「センターオブジアース」に出演のジョシュハッチャーソンや最近見た「パニックルーム」に出演のクリスティンスチュワート「ラブアゲイン」に出演のジョナボボの出演作品と知る。ちょい役だけど何気にパパ役の人が「ショーシャンクの空に」出てたティムロビンスってのも驚いた。

ボードゲームがブリキみたいな素材で出来ててネジ回してボタン押してチーンって音とともにカードが出てくるのもサイコロを転がす和風な双六との違いやレトロ感もあり楽しめる。

喧嘩をしてる時って怒りで言っては、いけない事を言ってしまう事がある。後悔しても修復不可能な時もあるし…子供の頃ってそう言う事あるよなぁと思えた。ダニーがごめんなさいを連発しすぎて本当に悪いと思ってる?って言いたくなっちゃうし喧嘩の仕方が子供らしいけどわちゃわちゃしててうるさい。

なーんにも考えず見れる楽さがあるんだけど初見の時だけは驚きとともにクスッと笑えた。

「ぐんと大人になる、そういう日がたまにはなきゃ、今日を、そういう日にして欲しい」

「俺の目ってまだいけてる?」