長い!!
スコセッシの映画にいう言葉でないことはわかってるけど。
長い。
まだ見たことない、ギャング~とウルフ~のために少し予習しようと思ったけど。
これを連日は無理。
でも、それでも面白いところはすごい。
グッドフェローズのときもそうだったんだけど、実話ベースの映画は感情移入できないので、結構淡々と見てしまう。
内容も、グッドフェローズと時代と舞台が違うだけで、同じ裏社会の栄枯盛衰を描いた作品。
全体としてそのなかでもしっかり起承転結ができているから見ていて面白い。
ねじれていく人間関係や、皮肉めいた選択の数々と徐々に崩壊していく世界も、達観した視点でみられます。
そして、物語を追うだけなら2時間有れば十分なんだろうけど、そこに実話(というか歴史かな)に厚みを与えるエピソードを加えていくから面白い。
カジノの裏側だったり、現地とボスとの関係だったり(こういう部分はグッドフェローズ見ておいてよかったかなと思う)
多分これらがないとつまらないんだと思う。
最後はハッピーエンドだったところもまたよかった。
ある意味唯一最後まで常識人だったエースがああいう最後に納まるところがよかった。