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ライアーゲーム ザ・ファイナルステージのsingerのレビュー・感想・評価

3.4
そういえば、コミックスも途中まで楽しく読んでたし、
ドラマ版も毎週見ていたにも関わらず、この劇場版だけは観てなかったなぁと思い出して、今回が初鑑賞となりました。

正直、ひとつのゲームだけで2時間丸々使ってしまうというのは、少し中弛みしてしまうかなぁと思う部分もありましたが、最後まで楽しんで見ることは出来ましたね。
ただ、劇場版ならではという部分は少なかったように思ったので、
良くも悪くも、ドラマ版の延長というような印象の作品でした。

キャスト陣で言うと、やっぱり戸田恵梨香かなぁ。
特に演技がどうこうというのは無いとしても、この時期がやっぱり一番可愛いかったなぁというのを思い出したし、ここから「SPEC」でイメージを壊しつつ、女優としての幅を広げてったんだなぁと、そんな彼女の原点的な魅力は感じられましたね。

自分はギャンブルは全然しないんですが、「カイジ」や「賭ケグルイ」といった、
ギャンブルをテーマにした作品は結構好きで、この「ライアーゲーム」もそんな好みの作品のひとつ。
こういうテイストの作品では、出演する俳優陣のちょっとオーバー気味の弾けた演技が見れるのも楽しいところですね。
今作でも、ドラマ版から引き続き続投した俳優陣が、相変わらずの熱演を見せてくれたのも嬉しかったです。

【主題歌レビュー】
♫LIAR GAME/中田ヤスタカ

Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅなどを手掛ける、中田ヤスタカによる、この「ライアーゲーム」のメインテーマは凄く好きなトラックですね。
聴くだけで何か、「さぁ、始まるぞー」と、テンションが何段階も上がる感じがするし、この作品の雰囲気や、世界観にとても良くフィットしているなぁと思っています。
彼が手掛けいるアーティストは、凄く聴き込んだ時期があって、自らがメンバーとして名を連ねているCAPSULEや、COLEMONIKHAなんかもよく聴いていたなぁ。
彼の手掛けるトラックは、最新鋭のクラブミュージックという側面を持ちつつ、
心地良いリズム感や、女性ヴォーカルをフィーチャリングする事で、とてもポップな音として楽しむ事が出来るのが良いんですよね。
なので、車に乗って、夜のドライブミュージックとして聴いてた事が多かったのを思い出したりしました。
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