水のまち

三人三色の水のまちのレビュー・感想・評価

三人三色(2004年製作の映画)
3.9
インフルエンザ/ポン・ジュノ
386世代レペゼン・ジーニアス。コンピューター制御された監視カメラとのシンクロ率98%のpractical film。定点でもきっと飽きさせない、河の底からBIG LADY。

夜迷宮/ユー・リクウァイ
defocusが創る、光の幻想。近未来的な描写と、ボヤけた展開、そしてsilent filmであるという奇妙さ。

鏡心/石井聰亙
監督同様、恋した女は市川実和子。
口紅がはみ出た様な唇が、Sadisticに追い詰められた、硝子の世界の青々しさ。観賞用のクラゲが、バリ島の美しい海へ還る的な臨死体験ambient film。

三人三色、三者三様、三位一体、現責め。なかなかの実験的なオムニバス故に、時間にゆとりを持って臨みたいかも。
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