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舞妓 Haaaan!!!のYのレビュー・感想・評価

舞妓 Haaaan!!!(2007年製作の映画)
3.5
お茶屋で遊んだことはなくとも熱狂的な舞妓ファンである鬼塚は、念願の京都支社への転勤が決まる。恋人の富士子を捨てて京都入りした彼は、お茶屋へ直行するも「一見さんお断り」の壁にぶつかってしまう。しかし、会社の社長がお茶屋の常連で、仕事で実績を出した公彦はついにお茶屋デビューを果たす。
最初の感想として、酷評しているレビューも多い割には普通に面白いじゃんと思った。
話のリアリティこそ無いものの、そこはコメディ映画なのだから割り切るべきだろう。
全体的にテンポもよく、阿部サダヲの勢いのある演技のおかけで飽きずに観ることができる。堤真一の酔った演技も素晴らしい。
出てくる舞妓さんはどれも美しく華やか。
実際の舞妓さん含め京都という街は「はんなり」という言葉がよく似合う。華やかでありながら気取りがなく、上品さと気品を兼ね備えてるのだ。
バカバカしいのだけど、観た後になぜか頑張ろうという気持ちにすらなる。
ただ単純に笑いたいときに観れば、クドカンワールドに魅了されること間違いなしの作品でした。
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