311分。長かったが、ベルイマンの集大成的作品ということもあって、豪華絢爛さと、その中にあるベルイマン的思想を存分に堪能できた。
個人的にはモノクロのベルイマンの方が画が美しくて好きだなと思いつつ…
番組改編期の特番並に長くて流石に笑ってしまいました。いや、それにしてもいい映画はクソ長くてもスッと見れるのは不思議ですね、旅芸人の日記然りクーリンチェ然り。
どうやらベルイマン自身の幼少期は後半に…
後期のイングマールベルイマン監督作
ベルイマンの人間性が1番感じられる映画
牧師だった父親から家族が受けた虐待のトラウマがあるからこそ、自身が理想とする要素を詰め込んだ実父オスカル、反対に牧師の父親…
このレビューはネタバレを含みます
葬式前の母の叫びはアリアスターを連想したw
体罰を受けた経験から、体罰を通じてしか教義を伝えられない神父は、ベルイマンの父を重ねているのか。
などなどいつも通りキリスト教コンプレックス?はさておき…
このレビューはネタバレを含みます
夫が死に泣き叫ぶ妻は子供たちに見られないように夜中に泣いても敏感に感じ取った子供はその姿を見て初めて泣く
夜なのに明るい部屋、ハムレットを演じる子供
静かに現れる亡霊、一族の結びつき、豪華な食事のク…
多分、今まで観た映画の中でも311分は最も長い。
この独特な空気感と時間の流れに、途中からずっと観てられる状態になった。
子供の時の空想とか死の恐怖とか念じることで何とかなるじゃないかみたいな妄…