あきしげ

ユージュアル・サスペクツのあきしげのレビュー・感想・評価

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
3.0
大昔に書いたレビューの短評、
「正体がすぐに分かって地味」
あまり高い評価じゃなかった。

「カイザー・ソゼ」
この名前が本作で、
最大のミステリー。
回想の手法により、
観る側を混乱させ、
謎が深まっていく。

「キーをよこせ、チ○ポ野郎」
5人を揃えた面通しのセリフ。
五者五様の言動は笑えるはず。

元汚職警官キートンでカタギになる、
主人公的立場のガブリエル・バーン。

5年の間も組んで友情の為に強盗をやってきた、
マクマナス、スティーヴン・ボールドウィンと、
フェンスター、ベニチオ・デル・トロが演じる。

爆弾製造を担当ホックニー、
演じるケヴィン・ポラック。

左半身不随の詐欺師キントには、
ケヴィン・スペイシーが演じる。

謎の弁護士であるコバヤシ。
ピート・ポスルスウェイト。

ネタバレ厳禁の本作は多く語るべからず。
それぞれのキャラクターが物語のカギで、
誰一人欠いてしまったら結末が来ません。
全員がキーパーソンとなって謎に突入し、
回想とともに見守る側は引き込まれます。

「カイザー・ソゼ」
彼の正体がカギで、
それを追及する事。
ラストの数分こそ、
本作最大の見せ場。
大どんでん返しが、
初めて完成します。

物語は酷く退屈に感じるかもしれない。
だけど、それはクライマックスへの伏線。
それまでの展開はその為にあったのだ。

注目するべきはケヴィン・スペイシー。
彼の演技力は本作で炸裂していきます。
やはり、上手いケヴィン・スペイシー。
さすがはアカデミー助演男優賞である。

ただ、ラスト数分だけの本作。
それまでは面白さはなかった。
昔のレビューそのままの評価。

「それが終わると...フッ...消えた」

RE-93