rage30

ユージュアル・サスペクツのrage30のネタバレレビュー・内容・結末

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

伝説的なギャング、カイザー・ゾゼに集められた5人の犯罪者の話。

すっかり内容を忘れてしまったので、久々に再見。

どんでん返しが有名な作品なので、ミステリー作品のイメージがあったのですが、どちらかと言うと、5人の男の犯罪を描いたサスペンス映画として進んでいくんですね。
そして、中盤にカイザー・ゾゼが現れ、キートンがカイザー・ゾゼだとミスリードさせておいて、実はキントがカイザー・ゾゼだったというオチ。

真犯人を知っている状態で見ると、流石にどんでん返しに新鮮味はないわけですが、犯人を知っているからこそ、ケヴィン・スペイシーの演技の凄さを感じられるし、これが初見だったら引っ掛かっちゃうんだろうな~と、思わされるものがありました。
この時期のスペイシーは、本作と『セブン』が連続して公開されていたわけで、それも改めて凄い話ですよね。

あとは、ベニチオ・デル・トロが出ていた事も忘れていたし、ジャンカルロ・エスポジートが出ているのにもビックリしちゃいました。
特に若きジャンカルロ・エスポジートを見れるのは貴重なので、なかなか嬉しかったです。

何も知らない状態で見てこその作品なので、あまり見返す機会の少ない映画だと思いますが、だからこそ、内容を忘れている人も多いと思うし、たまに見返す事で新たな発見もあるんじゃないかなと。
ブライアン・シンガー×クリストファー・マッカリーという座組も、今となっては隔世の感があり、改めて偉大な作品だったなと思わされるのでした。
rage30

rage30