shino

ユージュアル・サスペクツのshinoのレビュー・感想・評価

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
3.8
"ソゼが凄い所は自分の存在を謎にした事だ。それが終わると、フッ……消えた"

Usual suspects=容疑者の常連
どうしようもなく悪くて渋カッコイイおじさん達に悶絶(´ฅωฅ`)
悪い人たちって、どうしてこうも魅力的で面白いんだろうかと頭が痛い。笑
若き日のケヴィン・スペイシーやデルトロさんもいいけど、やっぱりガブリエル・バーンが渋くて好き♡

カリフォルニア州のある港に停泊中の密輸船が大爆発を起こし、大量のコカインと9100万ドルが消えるという事件が起こるーー

ただ一人無傷で生き残った、左半身が不自由なヴァーヴァルへの尋問を始める捜査官。
事件を引き起こしたキートン、マクマナス、フェンスター、ホックニーそしてヴァーヴァル、5人の常連容疑者の出会いや事件が起こった経緯を聞く中で出てくる「カイザー・ソゼ」という正体不明の男とは…?

どんでん返しのサスペンスとして名の知れる本作ですが、頭のキレる人はだいたい冒頭の10分で察しがつくのではないかと思います。

私はおつむに難ありなので、見終わった後も、「え?…で??」ってなって即座に最初から見直しました。笑

物語の鍵となる"カイザー・ソゼ"
名前が頭から離れない悪役ランキングはヴォルデモードに次ぐ勢い。名高い悪役ってやっぱり濁音が2つ以上入るよね。

カイザー・ソゼの正体なんかよりもずっと…一体どこからどこまでが…??という部分がこのサスペンスの本質なのではないだろうか、と個人的に思うんです。

表情1つ、セリフ1つ、何気ない視線が意味を持つようになるのは、この物語が1度幕を閉じてから…むしろそこからが本番!
だけどいくら小さな伏線を回収したところで、推測したところで、本当の真実には誰もたどり着けない…
一体どこからどこまでが…??

個人的に、全く小林感のないイギリス風のコバヤシのモヤッが晴れた瞬間が一番爽快だった☆笑

でもそこまでぞわわわぁ〜ってならないタイプのサスペンスだったかな…緻密な推理とか伏線回収が好きな人にオススメです!