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ユージュアル・サスペクツのYUTAのレビュー・感想・評価

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
4.0
『X-メン』『ボヘミアン・ラプソディ』のブライアン・シンガーがメガホンを取り、『セブン』『アメリカン・ビューティー』などのケヴィン・スペイシーの怪演が光る90's最高の傑作クライム・サスペンス!

まんまと騙されました😅。緻密に練られた脚本ってまさにこーゆーことを言うんだと思います。ケヴィン・スペイシーの怪演も良かった!この俳優はなぜにこーも個性的な役柄が似合うのか笑。90'sハリウッド映画で彼はこの手の役ばっか演じてましたもんね笑。

そしてラスト衝撃の真実!どんでん返し!これがまたたまらない!このような映画、あるいはミステリ小説に出会ったときの満足感ったらほんとにたまりません!ラストへと行き着くまでに仕掛けられた複雑な伏線の数々、回想と現在を交差するストーリー構成、一癖も二癖もある登場人物たちの心理描写。まさに一級品!

本作と同じ傑作クライム・サスペンス映画に、1997年公開の『L.A.コンフィデンシャル 』がありますが、こちらの作品も緻密に入り組んだストーリーになっていて、観る者を惑わすような構成が秀逸で面白かったです。映画は脚本が全てというわけではありませんが、やはり脚本が占めるウエイトは大きいなと思いますね。また『L.A.コンフィデンシャル 』にもケヴィン・スペイシーが出演しています。彼のどこか信用できない顔ってのがこの手のミステリー映画、サスペンス映画にはもってこいなんでしょうね笑。

本作は2回、3回と何度も観直したくなること間違いなし!
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