ユージュアル・サスペクツの10000lyfhのネタバレレビュー・内容・結末

最後にあっと言わせるクライムサスペンスのクラシック。「自然に」展開しているかに見えた突発的なチーム編成や立て続けの強奪が、実はすべて正体不明の黒幕カイザー・ソゼに仕組まれたものと判明、そのソゼの正体が観客目線で二転する。よく練られた脚本と、スペイシーの怪演以外は、特にてらいのない普通の映画だが、当時それほど有名ではなかった監督や俳優陣の映画作りへの愛が感じられる、好感の持てる中規模バジェット映画