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ユージュアル・サスペクツのmidoraのレビュー・感想・評価

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
5.0
午前10時の映画祭、観に来ました。
壁一面に貼りまくられた数々の紙。
実在するのかさえ分からない、犯罪界に君臨する黒幕の正体とは?
捜査にはPCなど使われず、録音はオープンリール。言わんやスマホで写真撮影なんて無かった時代の傑作として、今なおフェイバリットにあげる方も多い一作です。

再見なので、内容すべて分かってる状態で劇場に来たわけですが、いやー面白かった!なんなら初見時より良かった。
自宅観賞したときは、合ってなくない!?と思った劇伴も、そんなことないじゃん!と思ったりして。
やっぱり映画って、映画館で観るように作られてるんだなーと、またもつくづく。

やはりケヴィン・スペイシーは天才。彼の代わりはどこにもいない。
今でも、リドスコのゲティ家は彼で観たかったと思い続けてる。
色々あったことは承知してますが(でも例の事件て、でっち上げだったとのことで、告発者側が取り下げたんじゃなかったか?…でも1件だけじゃないんですよね💦)、彼の演技をまたスクリーンで観たい。純粋にそう思います。

以下は初見時のレビュー。
ネタバレしてますのでご注意ください。


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んーーー、これは…いくつ星をつけていいか分からない。
というのは、面白いとかつまらない以前に、あの役柄+あの役名をケヴィン・スペイシーが演じてる時点で、これ絶対に彼がカイザー・ソぜでしょ?全部作り話してるでしょ??と予想がついてしまったので😅
一時の佐野史郎さんみたいな感じですね。この人が演じてるなら絶対に黒幕だろみたいな。

テンポはいいし、一気に観られます。
でもそんな訳で、謎解きとかハラハラドキドキは自分はあまりなかったです…ひたすらケヴィン・スペイシーの演技を堪能しました。

あとひとつ、劇伴がちょっと重過ぎて、あまり雰囲気に合ってなかったかなーという印象を持ちました。
もうちょっと違う感じに、例えばオーシャンズみたいな劇伴だったら、イメージ全然違うのに…と思ってしまいました。
まぁこれはあくまでも好きずきの話ですが。
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