LEONkei

サンダーバード 劇場版のLEONkeiのレビュー・感想・評価

サンダーバード 劇場版(1966年製作の映画)
3.3
表情が全くないのに感情が伝わる。

それは人形の冷たい無表情がまるで能面のように様々な角度によって感情を作り出す演出。

展開が緩いのとピンクのロールスロイスに乗るペネロープ嬢の吹き替えが黒柳徹子と言うのが合ってなく違和感が有るが、音楽といい構図といいメカのディテールといい人間では決して表現できないキャラの描写が素晴らしい。

これがCGでは味気なく実写だと貧弱になる。

例え結果が同じだとしても国際救助隊〈サンダーバード〉の使命が悪を退治する事ではなく、人命を救助する為の組織だと言うことを忘れてはならない。

自分はミドリガメのような2号が好き..★,
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