マチネー/土曜の午後はキッスで始まるの作品情報・感想・評価

「マチネー/土曜の午後はキッスで始まる」に投稿された感想・評価

553

553の感想・評価

4.6
キューバ危機下のフロリダ、不安を抱えて日々を送る人々が多数いる中
"スリルを味わうには絶好の機会だ!"とホラー映画監督が1館の先行上映に力を入れまくる。
ホラー映画好きキッズの恋愛模様も盛り込まれたサイッコーの青春コメディ映画。
子役たちがとてもかわいいね。
無名時代のナオミ・ワッツも出ている!

とにかく映画愛に溢れてる!
作中に出てくるホラー映画はザ・フライのハエ人間を彷彿させるチープなグロさ。それがまた良い。

現実の方が恐ろしい状況かも…?って時に、明かりが点いたらそこで終了の映画を観て過ごすなんてなんだか贅沢で生きてる心地をひしひし感じる気がするね。

いつだって逃げ出せるけど目をしっかり開いて見ていたい。
現在にトキメキを、未来に希望をって感じでかなり良かった。良かったので嬉しいです。
Maiko

Maikoの感想・評価

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映画愛に溢れた素敵な作品。
キューバ危機の世界のどことなく重い空気の中で、あの映画(MANT)を体験した登場人物達を羨ましく感じるほど。
未知の大人との出会いや甘酸っぱい青春も、学生時代に経験できたらさぞ幸せだったろうと思うものばかり。

今の時代でも原爆と聞くと緊張してしまうので、登場人物達の不安を押し殺しているような気持ちはよくわかり、なんだか他人事とは思えなかった。

ホラー映画を見て怖い思いをして、現実に返ってきてほっとする。
この映画も、観ている私はキューバ危機の結果を知っているから安心して観ていられるんだろうなと思う。
askt

asktの感想・評価

4.1
映画を愛し映画に愛された男とホラー映画
主人公はじめ、青春と
原爆と言う恐ろしさを前にした人の情緒

が、見事にミックスされ
観終わった後も何だか良い気分

ジャケ選した映画だったが
ジャケットを裏切らない外国感で
日本の映画館とはまた違って
良かったなぁ〜!
60年代、キューバ危機で騒つくアメリカの小さな映画館を舞台に一つの映画を巡って起こる素っ頓狂な事件。
劇中の蟻と合体してしまった人間「MANT」の映画も普通に観てみたい笑

映画愛に溢れてて、娯楽としての映画館の可能性を凄く感じさせてくれる。
映画館はやはり楽しい。
〝アントマン〟じゃなくて〝マント〟

今となっては4DXやMX4Dという体験型を楽しむ方法の1つとして浸透してきたが、この時代にあの演出をされたら驚くに決まっている。そんな夢ある映画館を成功させようとしている時代背景にはキューバ危機。ジョー・ダンテらしい子供から大人までドキドキワクワクさせる一作。

映画愛が感じられる作品や映画好きが主人公の作品って映画好きからしたら無条件に楽しめると思う。それを改めて感じさせるエンタメムービーだった。
映画を語る前にまずは地図で舞台の“キーウェスト“を調べましょう
次に世界史で”キューバ危機“について調べましょう
どです? 米ソ一触即発‼ 62年、キーウェストの人々がいかにパニクったか?

本題
街もパニック、映画館もパニックだっ
チャラけたタイトル、しかもこのB級感に騙されるな
楽しさ満載、これこそエンタメ・・・誰だ監督は?
ジョー・ダンテ 失礼しました
78「ピラニア」84「グレムリン」98「スモール・ソルジャーズ」・・・ガッテン‼ ツボを心得ていらっしゃる

【追伸】
”街の映画館“の雰囲気がいかにも楽しそうでいいじゃないですか
それと何と言っても劇中の上映映画「マント 恐怖の原子蟻人間」は、こりゃもう“完成品”です
「ハエ男の恐怖」とどっちが先だろ?
・・・これ本当に作っちゃえばよかったのに、監督
UCHARY

UCHARYの感想・評価

4.5
映画愛に溢れる社会派青春ストーリー!?

いつ核兵器が自分の国を攻撃してくるかかわらない緊迫した状況のキーウエスト。
ごく僅かな情報を元に危機に備えるためスーパーなど町では混乱状態に。

そんな中B級ホラー映画の限定上映が開催される事に。
このヒッチコックのシルエット意識しまくりの監督さんなかなかやり手です。
1962年に4DXを手作りで実現。
そのクオリティがすごい!

凄すぎて大変な事になるけど・・・


B級ホラー好きのジーン君とウールジー監督が映画について話ながら歩くシーンは思わず聞き入ってしまう。

「映画館という洞窟に足を踏み入れ、券を切られたらもう引き返せない」

「水飲み場にもスナック売り場にも罠が」

「一度 暗い映画館に入れば何でもありだ」

「君は言う "来たぞ"」

「"何が見られる?"」

このセリフのシーンでは映画館に入ってスクリーンのある扉を開くまでの道のりを歩く人の目線で撮っていて、それがワクワクする。

監督が映画館のスタッフに「君らは映画の一部だ!」って語る名演説?もきっとスタッフとして聞いていたらなんかやる気でちゃうんだろうな。


キューバ危機に揺れている中、地元の子供や大人たちが一つの映画館に集まりポップコーンやら紙飛行機が飛んでガヤガヤしてる間に拍手と共に映画が始まるってすごく前向きになれる。

不安な状況だからこそ映画みて恋してキスするんだ。

イベントって大事!

上映中に後ろで見ている監督が前にいる子供のポップコーンをこっそり盗んでお偉いさんと一緒に食べるシーンが一番好きかもしれん。

かつて映画館にさまざまな仕掛けを取り入れ映画の楽しみ方をひろげたウィリアム・キャッスルへのリスペクトを感じる作品。

50'sのポップミュージックもgood!

4DXは未だ未体験。

見るならやっぱりホラーよね。

こんど、かならず。

蟻男のクオリティの高さとナースがじわじわ。

パッケージジャケットのポスター欲しい!!
tok

tokの感想・評価

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蟻人間のクオリティだけ高い。
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